小さなお子様のピアノレッスン
私の生徒、Yちゃんのピアノレッスンを紹介します。
Yちゃんは4歳。
元気いっぱいでとってもかわいい女の子です。
4歳はまだまだ指も小さく、骨も柔らかいです。
初めは、一本一本の指を別々に動かすのが難しく、手のひらで鍵盤を叩いて遊ぶ感じでした。
そこで登場したのが、指人形。
指人形を指にはめて、1つずつ「クマさん、こんにちはー」「おさるさん、こんにちはー」とおじぎをする遊び。
とっても楽しそうに指を動かして、一本ずつ独立して動かせるようになりました。
さあ鍵盤を弾いてみよう!
初めは私との連弾で、音の響きを楽しみます。
最初は「ド」だけ。(楽譜の赤い音符のみです)
私が伴奏(黒い音符のところ)を弾きます。
弾いてるのは「ド」だけなのに、合わせるとすっごくきれいな響きになるんです。
みんなこの曲を弾くと、にっこり😊
3〜4歳位の小さなお子さんでは特に、音の響きを感じたり、簡単な曲でいいから「弾けた!」という喜びを味あわせてあげることを大切にしています。
初めから、たくさん練習しないと弾けないような曲だと、嫌になってしまう子もいますから…
最初は私も、「早く曲が弾けるようになって欲しい!」とつい先走って曲を無理に弾かせようとしまっていました。
「むじゅかしい〜」
「できない〜」
この言葉が子供たちから出てくると危険信号。
「楽しい!」
「できた!」
という実感の中で、少しずつレベルアップしていけるようにアプローチするようにしています。
さて、Yちゃんはピアノを始めて5ヶ月になりました。
初めの頃はレッスン中に「ママぁ〜」って甘えることもありましたが、今では30分、ピアノに集中してがんばっています。
最近ひとりで弾ける曲が増えてきて、レッスンに来るとすぐにピアノに向かって、誇らしげに弾いて聞かせてくれます😊
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