大好きな先生
私のクラリネットの師匠
元NHK交響楽団首席奏者の磯部周平先生のリサイタルを聴きました。
3/22東京で開催されたコンサートですが
4/5までwebで視聴でき、広島でも聴けたのは奇跡。
コロナ禍でなければ、これまでこんな機会は無かったので
(不謹慎かもしれませんが)良いこともあるものです。
それにしても
生ではなく画面を通して聴く演奏であっても
こんな感動ってあるんだなぁ…としみじみ🥺
第一部
世界初演となった伊藤康英さん作曲のソナタは、作曲者ご本人によるピアノ伴奏。
とてもドラマチックな曲で
悩み、迷い、叫び、その後に訪れる幸せ…
様々な経験をされてきた先生が奏でる音が、
場面ごとに
心にじわーっとしみる。
第二部
クラシックファンには言わずと知れた名曲
ブラームスのクラリネット五重奏曲。
クラリネット奏者にとって宝物のような曲で
私自身これまで何度も聴いてきた曲だけど
今回の演奏は、曲に現れる光と影が
なんだか色々と
先生のお姿や自分の思いに重なって……
涙🥲
プログラムに寄せられた磯部先生の言葉。
先生のような方でも(いや、だからこそか)
こんな風に思われるのだなぁ。。
私なんかが言うのもおこがましいけれど
先生の深くて穏やかな心が
本当に演奏に滲み出ていた、
心からそう思いました。
お幾つになられても
音楽とご自身に真摯に向き合われる磯部先生
私は幾つになっても
先生のお心、先生の演奏が
大好きで
心のどこかでいつも追いかけているのです。
配信は4/5で終わりましたが
磯部周平先生の演奏
CDや動画などたくさん出ていますので
是非聴いてみて下さい🎶
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